動的粘弾性測定装置(DMA)
動的粘弾性分析装置(DMA)は、試料に微小な周期的変形(振動応力または振動ひずみ)を与え、その応答を温度、時間、周波数の関数として測定することで、材料の粘弾性特性を評価する手法です。主に高分子材料、ゴム、樹脂、複合材料などの力学特性やガラス転移挙動の解析に用いられます。
DMAでは、試料に印加した変形とそれに対する応答の位相差から、弾性成分を表す貯蔵弾性率(E’)、粘性成分を表す損失弾性率(E’’)、およびそれらの比である損失正接(tanδ)を求めることができます。これにより、材料の剛性、内部摩擦、エネルギー散逸挙動を高感度に評価することが可能です。
NETZSCH社製DMAは、高精度な荷重制御機構と温度制御炉を備えており、引張、圧縮、三点曲げ、せん断など多様な測定モードに対応しています。また、温度掃引測定においては、ガラス転移温度(Tg)をはじめとする緩和現象を明瞭に捉えることができ、材料の構造変化や使用温度域の評価に有効な定量データを得ることができます。
DMA 303 Eplexor
動的粘弾性測定装置
【特長】DMA 303 Eplexorは、さまざまなサンプルやアプリケーションに対応できる、高精度で信頼性の高い分析装置です。操作性に優れたソフトウェアと人間工学に基づいた設計により、研究室や品質管理室での集中的な使用に最適な装置となっています。
【仕様】温度範囲:-170℃~800℃<br /> 最大負荷:50N<br /> 周波数範囲:0.001 Hz~150 Hz<br /> 測定モード:3点曲げ、片支持/両支持カンチ、圧縮・針入、引張り
EPLEXOR Series
動的粘弾性測定装置
【特長】動的荷重は最大500N、静的荷重は最大1500Nまで対応したDMA。コンポーネントの評価試験、耐久性試験、材料の動的粘弾性特性の評価、動的疲労試験など様々な評価が可能です。せん断、引張、圧縮、曲げなどの多様な測定モードに対応します。
【仕様】温度範囲:-150℃~500℃<br /> 最大動的荷重:±25N、±100N、±150N、±500N<br /> 最大静的荷重:~25N、~100N、~150N、<br /> ~1500N<br /> 測定範囲(tanδ):0.0001~100







