断熱材熱伝導率計(HFM/GHP)
熱拡散率と熱伝導率は、材料や構成部品の熱伝達特性を表わす最も重要な熱物性パラメーターです。熱伝導率は非常に重要な熱物性で、断熱材は定常法によるヒートフローメーター (HFM)で測定でき、耐火材や真空断熱材は保護熱板法(GHP)で測定できます。
NETZSCHは、幅広い温度範囲およびサイズをカバーする3モデルの HFMと2モデルのGHPを提供しています。
HFM 446 Lambda Series
定常法熱伝導率測定装置
【特長】断熱材等の熱伝導率を計測する定常型熱伝導率測定装置。-20~90℃までの熱伝導率評価を可能とし、室温の測定は、わずか15分以下で評価可能です。
【仕様】温度範囲:-20~90℃
熱伝導率測定範囲:0.002~2W/(m・K)
サンプルサイズ:203 mm x 203 mm (Small)、305 mm x 305 mm (Medium)
GHP 456 Titan®
保護熱板法(GHP法)熱伝導率測定装置
【特長】断熱材等の熱伝導率を計測する絶対型熱伝導率測定装置。-160~600℃までの熱伝導率評価を可能とし、測定の真空度調整機構により、真空断熱材などの真空度依存による熱伝導率測定も可能です。
【仕様】温度範囲:-160~600℃
熱伝導率測定範囲:0.0001~2W/(m・K)
サンプルサイズ:300×300×100mm×2
到達真空度:0.01Pa